学年によっては、
自分から積極的に勉強するという気持ちを持つのは大変なので、
テストがあれば、目標もでき勉強しやすいだろうと、
毎回、確認テストを実施することにした。
加えて、
勉強してこなかったり、
点数が悪いようだと、
別日に自学に来てもらうように伝えておいた。
その結果、
ただ単に、『答えを覚えてくる』生徒が…。
例えば、
(問題) 卑弥呼が治めた、3世紀の地域統一国家を何というか?
(答え) 邪馬台国
という問題があったとしよう。
この場合、
卑弥呼と邪馬台国がセットで覚えていればいいので、
そこは、ただ単に暗記しただけでも解ける。
でも、
(3)の答えは…確か…、『邪馬台国』!
で覚えてしまうと、次に出てきたときに解けるわけがない。
数学なら、
(5)の答えは4!
というようなもの…。
完全に意味ないよね?
楽かもしれないけど…。
実際、そうやって覚えてくる生徒がいる。
う~ん、どうしたもんか…。
スポーツ(部活)も、きついことをやらないとうまくならないよね?
勉強も同じだよ!
だから、
やらないのであれば、『やれ!』って言うし、
やらないのであれば、『塾、辞めろ!』って言うよ。
それが、塾として誠実な対応だと思うから…。
とにかく、
成績を上げるには、
塾にくるだけじゃなく、
頑張ろうと思う気持ちが必要…。
その気持ちが無いのに…
結果だけ求めるのって…
無理だよ!