巷で繰り広げられるあの会話…

思うこと

 

今、目の前で生徒たちが、

 

理科・社会の一問一答を中心に、黙々と解きまくっている。

 

直前だからというのもあるかもしれませんが…(笑)

 

 

 

今日、塾に送り出した保護者の方…、

 

安心してください。

 

送り出した我が子は、自主的に必死になって勉強していますよ。

 

 

 

ただ、一つ問題が…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕が暇です(笑)

 

 

 

 

たまに来る質問に答えているだけで、

 

 

基本、何もしていません。

 

 

 

 

 

個人塾をするくらいなので、本当は “教えたい” のですが、

 

対策授業をしたり、予想問題を配ったりするのは、ぐっとこらえてます。

 

 

 

代わりに、『圧』を少々…(笑)

 

 

 

僕は、この塾を普通の塾にはしたくありません。

 

目指すは、“自学ができるようにする塾” なのです。

 

 

 

手取り足取り生徒に寄り添った指導をしてあげれば、

 

成績は上がるかもしれません。

 

でも、結局自分では何もできない子に育ってしまいます。

 

 

 

塾は、目に見える形で結果を出したい…

 

保護者もそれを望みがち…

 

 

 

その結果、

 

塾が、“自分では何もできない子製造マシーン” になってしまうのです。

 

 

 

僕も、その事で苦悩してきました。

 

 

 

でも、どうですか?

 

そこに学費を払いたいですか?

 

 

 

僕は嫌です!

 

 

 

もともと、自分で何でもできるという子であれば別ですが…。

 

 

 

 

だから、

 

せっかく入った高校でも、

 

こんなはずじゃなかったってならないように、

 

自学の仕方を教えているのです。

 

 

 

生きる力って、“例えば、自学ができる” といった、

 

そういう力なのではないでしょうか。

 

 

勉強ができるようになるのはもちろん大事ですが、

 

できない事をできるように努力していく…、

 

この過程こそが、さらに大事なのではないでしょうか?

 

 

 

保護者の方も、我が子を塾に入れたきっかけは、

 

『家で勉強しない、もしくは、もっと頑張って欲しい』

 

だったかもしれません。

 

でも、その根本には、『幸せな人生を歩んで欲しい』という思いが

 

あるからだと思います。

 

 

 

しかし、

 

親も日々の生活で忙しいし、大変なので、

 

その根本を見失ってしまったり、

 

何が正解なのかも分からなくなったりしますよね。

 

僕も同じです。日々悩んでいます。

 

 

ただこれまで、勉強することを通して、

 

子どもたちが成長していく様子を、長年肌身で感じてきたので、

 

小・中学生という時期くらいは、

 

しっかり勉強させるために、親が積極的に関わることが必要だし、

 

1つの正解なのではないかと思っています。

 

 

 

そして、

 

私にも子どもが3人いますが、

 

同じ保護者として、

 

今日のように、目の前で必死に頑張っている生徒たちを見て、

 

そして、その後ろにはサポート役として、

 

我が子を必死に頑張らせている保護者がいるのを見て、

 

危機感を感じています!

 

 

子どもの頑張りは、親の頑張りに比例する部分があると思います。

 

子は、まさしく親を映す鏡だなと…。(反省してます。)

 

 

塾の先生として分かってはいるんですが、

 

恥ずかしながら、我が子にできてるかどうか、

 

…自信ありません。(;^_^A

 

 

でも、

 

子を思う気持ちは同じだと思います。

 

お互い、頑張るしかないですね!

 

 

…と同時に、

 

 

もしこれが同学年であれば、ライバルですよね⁉

 

たとえ我が子が頑張っていたとしても、

 

『うちの子、全然勉強しない。』って言っちゃうかもしれません(笑)

 

 

巷で繰り広げられるこの会話…。

 

納得です(笑)