今年の中1と中2は、
例年に比べ、
かなりの量の演習をさせているので、
個人差はあるけれど、
平均してレベルが高い。
ただ、
特に英語なんかについては、
履修内容が増えるにつれて、
だんだんと差が広がってきている。
原因は、『忘却』である。
人間は忘れるようにできているので、
しょうがない部分はあるけど、
勉強に関して、それでは困る。
では、どう防げばいいか…。
1つは、
習った時に『腑に落ちるまでやる!』ということ。
目安としては、
人に教えられるくらいの理解度。
これを中途半端にやっておくと、
この後、何回もやり直さなければならなくなるので、
一度に集中してやった方が効率が良い。
2つ目は、
『忘れそうになるタイミングで復習する!』ということ。
よく言われているのが、
記憶は思い出す時に定着しやすく、
さらに、
接触回数が多いほど覚えやすいという研究結果が出されている。
まぁ、どちらにしても、
結局は勉強しろということなんですが…。(笑)
できない人に限って、
『勉強のやり方が…』みたいに言うけれど、
そのほとんどの人が、
上の2つのうちの1つもやっていないことが多いのを考えると、
まずは1つでいいからやってみて欲しい。
また、
嫌いな教科や苦手な教科は、
無意識に避けていることもあるので、
自分から意識して取り組むよう心がけて欲しい。
基本的には、
Sato-jukuの生徒はみんなよく頑張っているけど、
これまでの積み残しや、
これまでの差がそう簡単に埋まるわけではないので、
追いつき追い越すためには、
それ相当の努力が絶対に必要です。
逆に言うと、
その努力ができれば、追いつき追い越せるということ…
つまり、
それを望むのならば、
やるしかない!
頑張ろう。