休み明けの今日。
生徒たちが勉強しているところを見ていると、
ちゃんとこの夏に頑張って欲しいテキストをカリカリとやっていた。
さすがだなぁと思って見ていると…んっ?
やっているページは、今日の確認テストの部分…。
しかも、一回目…。
それは違うやろ!(怒)
久しぶりに、怒りがこみ上げてきた。
確認テストの準備を、朝の約1時間半で何とかしようとする、そのやり方に…。
分からない問題も、時間がないので質問すらしない。
それじゃ取れるわけないよね。
一応、ここに至るまでに、
確認テストの勉強をしていない生徒がいたり、
授業で使うテキストを忘れる生徒がいたりと、
最近、がっかりする場面が多く、
全体としての雰囲気が良くないと感じていた。
そこで、
先週末、こんな掲示を貼った。
その矢先のことだったので…(-_-;)
授業前に、少々話をさせてもらった。
もちろん、頑張っている生徒もいて、
全体に対して言うのもどうかと思ったけど、
本当に、一人でも頑張らない人がいると、
せっかく集団授業でやっているのに、その強みが生かせなくなってしまう。
だから、頑張らない生徒にはこちらからお願いして辞めてもらうことがあるし、
その方が、お互いにとってプラスになることが多いと思っている。
(※集団の強みについては以前のブログを参照。→『無限大…』)
とにかく、
絶対に、どのような人であっても、
成績を伸ばすには、夏休みを無駄に過ごすことはできない。
これは保護者の方も意識しておいて欲しい。
『夏休み=休み』ではない。
受験生にとっては、
『夏休み=修行』なのだ。
なぜなら、
今後の学校の行事を確認すればわかる。
(→目標点に届いていなければ2回目を考慮するが、ほぼ志望校決定)
(→目標点に届いていなければ、志望校変更を薦める)
(受験校決定)
つまり、受験日までは勉強をしっかり続け、
少しでも成績を上げた状態での合格を目指すことになるのだが、
こう考えると、
この夏がどれだけ大事なのかわかると思う。
それに、高校は通過点に過ぎないということを考えると、
どれだけ偏差値をあげておいても損はない。
例年、この時期は、保護者の方でさえも、
日々の生活が忙しく、危機感を持たれていない場合があり、
『今日ぐらいは…。』と簡単に塾を休ませたりする。
使い古された言葉ではあるが、
『継続は力なり』・『不断の努力』とはよく言ったもので、
あいだが、ブチブチ切れる生徒は伸びない。
と、まぁここまでいろいろと書いてきたが、
悔しいことに、いつも感じるのは、
こういう話は、『本当に伝えたい人には、伝わらない。』ということだ。
例えば、
朝礼で先生が、『遅刻が多い!遅刻はいかん!何でかというと…』と、遅刻していない生徒に言う場面。
本当に伝えたい人は、遅刻をしている人であって、来ている生徒ではない。
塾でも同じで、本当に伝えたい人は、
大事な時に欠席していたり、聞いていなかったりする。
何が言いたいのかというと、
成績が伸びない生徒は、伸びないだけの理由があり、
勉強に対して意識が低いので、貴重な情報を聞き漏らしたり、
成長の機会を逃していることが多いということだ。
実際、このブログは去年から始め、
(つまらないと言われればそれまでなんだけど…、)
こんなブログでも、“成長する生徒のブログ読んでる率”は、とても高い。
逆もしかり。相関関係が確実にあると思う。
成長することに対しての貪欲さが違うのだろう…。
と、このブログを読んでいる人に書くのも違うと思うけど(笑)。
でも、だからと言ってあきらめるのは嫌なので、
伝わるまで言い続けるつもりだ!
この夏は、どんなことより勉強しよう!
やるしかない!そういう時期です。
最後に、
こんな日に、残って自習した人たちはというと、
さっそく、質問の嵐。
やっぱり、本人たちに任せず、言うべきことを言って良かったなと思う。
悔しいだろうし、言われて嫌だと思うけど、
質問して、分かって、楽しそうでした。
(その様子は、塾生専用ページに追加してます。)
今日は、ここまで。