時期的にこんな相談をされるようになりました。
「やりたいことがわかりません。」
「本当に今の志望校でいいのかわかりません。」などなど…。
もちろん分からなくて当然で、何でもそうだけど、
実際にやってみないと自分に合うかどうかなんて分かるはずありません。
例えば、
食べたことがないフルーツが目の前にいろいろ置いてあるとします。
そこで「あなたにとってこの中で一番おいしいフルーツはどれ？」と聞かれたら何と答えますか？
恐らく答えに困ると思います。
なぜなら、見た目や色、においなどでなんとなくおいしそうなのは分かるかもしれないですが、
それだけでおいしいとは断言できないからです。
では、どうすれば良いのでしょう。
答えは、当たり前えですが食べてみればいいのです。
とりあえずおいしそうなものから食べてみたらいいのです。
そして、おいしくなかったら次においしそうなものを食べてみればいいのです。
そうすれば自分にとっておいしいフルーツがどれか判断できるはずです。
何が言いたいのかというと、
将来の事や、進路、仕事、どれにおいてもこれと同じだということです。
まずやってみないことには自分に合うかどうかなんて分かりません。
僕もここまでいろんな仕事をしました。
中学校の臨時教員、大手塾の講師、工場の事務職、
株式会社を起業(塾)、そしてやっと今(個人塾)にたどり着きました。
このように実際にやらなければわからないことがたくさんあったし、
これがあったからこそみんなにいろんな話が出来ているのだと思います。
(クレーンの免許を持っている塾の先生はなかなかいないと思います。笑)
また、これらのことがなければ、もしかすると『本当にこの道で合ってるのだろうか』と今でも迷っていたかもしれません。
だからこそ生徒たちには、
「悩んだらまずは少しでも心がときめく方に動いたらいい。違ってもやり直せばいいだけのことだから…」
そう伝えたいのです。
では。
