吸い寄せられるように手に取った絵本。
まさに今、我が子に伝えたいと思っていたことが書かれていた。
『今を生きる』というのは、
過去から繋いできた命を未来へと繋いでいくことであり、
それができるのは先祖のおかげだということ。
そして、いずれ自分が先祖になるということ。
おそらく、若い時の自分は『今だけ』を見ていたのだろう。
それを意識できずに、
『なぜ生きるのか』という問いにとても苦しんだ。
でも、今は違う。
過去から連綿と続くこの繋がりを意識することで、
『自己の存在意義』・『命の重み』を強く感じることができるようになった。
この本はそういったことを考えるきっかけになると思う。
おすすめです。
ちなみに、
年中の次男に気楽に読み聞かせしていたら途中で胸が詰まり、涙声に…。
次男がそれに気づいたかどうかは知らない。(笑)
では。