そろそろ…

伝えたいこと

う~ん。(悩)

 

入試が近づくにつれ、いろいろな迷いが当然出てくる。

 

 

模試の判定が低いので、志望校を下げた方がいいのではないか…。

 

偏差値が上がったので、志望校を変えた方がいいのではないか…。

 

スポーツ特待の話が来たので、それを受け入れた方がいいのではないか…。

 

などなど。

 

 

中3という時期においては、これらは大問題だと思う。

 

だけど、以前このブログにも書いたけど、高校で人生は決まらない。

 

間違えても、だからと言って簡単に決めたり、勉強をしなくていいというわけではない。

 

上で書いたような迷いが出てきた時に、少しでいいので考えて欲しい。

 

『その高校に行く、目的は何なのか?』

 

 

例えば、よくあるのが、

 

志望校を下げたり、スポーツ特待の話がきたりした生徒の多くが、

 

その時点から、勉強をしなくなることだ。

 

あからさまにはその様子は見せないが、雰囲気からは確実に読み取ることができる。

 

つまり、受験が終わったかのような雰囲気になるというわけだ。

 

私は、この時期の成長がすごく楽しみだと以前書いたが、

 

これでは、その時期を無駄にしてしまうことになる。

 

 

ただし、志望校を下げることが悪いわけではないし、スポーツ特待が悪いというわけではない。

 

結果として、『きついことから逃げることになる』という場合であれば、悪いのではないかと思う。

 

逆に、

 

志望校を下げることで、次の進路(将来)にとって良い場合もある。

 

それは、その高校で上位になれる場合だ。

 

また、スポーツ特待も、そのスポーツで食べていく覚悟を持った場合も同じだ。

(そのかわりリスクも必ず伴うので、これは家庭でしっかり話し合う必要がある。)

 

だけど、どのような場合であっても勉強をしなくていいとは誰も思わないはずだが…。

 

人間は弱い。

 

だからこそ、『その高校に行く、目的は何なのか?』をしっかり考えよう。

 

これは、本人だけでなく、この時期までは保護者の方も一緒に考えて欲しい。

 

『本人に任せる』は聞こえはいいですが、親の方が確実に経験が豊富ですので視野の広さが違います。

 

自信もって、一緒に考えて下さい。

 

 

最後に、

 

少なくとも、学力は『人生の浮き輪』にはなります。

 

人生の荒波でもおぼれないように、持っていても損はないと思います。

 

そして、受験勉強とは、将来の大きな壁を超えるための修行の時期だと思います。

 

頑張って欲しいものです。