2学期になり、
中3も本格的に進路について悩むようになってきた。
本人たちにとっては大問題なので、あまり良いことだとは思ってないと思う。
だけど、この状況を私はとてもうれしく思う。
なぜなら、
このことを通して、生徒たちの心がとても大きく成長するからだ。
この仕事の醍醐味は、成績が上がるという成長ももちろんだが、
この心の成長を実感できるというところにあると思う。
親でもなく、学校の先生でもなく、
塾の先生として不思議な立ち位置にいるけど、
志望校合格という目標に向けて、一生懸命頑張る重要な場所といってもいい塾で、
共に同じ時間を過ごす。
それでなのか、ここから数か月での成長をとても強く感じることができる。
この微妙な位置にいるからこそ、もしかしたら誰よりも感じれているのではないかと思うことさえある。
保護者の方に『成長しましたかね?』と言われることもあるけれど、
別人と表現できるくらい成長していることもある。
だからこそ、どんな進路を選ぼうとも、
この時期は、あきらめずに、悩み、苦しみ、必死にもがいて欲しい。
ただ、
悩むだけでは、問題は絶対に解決しないし、答えもないことの方が多いので、
悩むだけ悩んだら、
後は、その目標に向け、一歩一歩頑張ろう。
それが、一番の近道です。
課題というものは、今のあなたにとって必要だから出てくるのだと思う。
そして、その課題がクリアできた後は、
さらに高いステージに上るために、あなたにとって必要な次の課題が出てくる。
人生では、そうやって課題をクリアしていくことを成長と呼ぶのではないかと思う。
負けるな! 一緒に、頑張ろう!