何事においても、反復することは重要だ。
「人」という単語を聞いたらすぐにわかるけど、
「influence」という単語を聞いてもすぐにはわからない。
(一応、中3のユニット1で出てくる単語。わかるかな?)
この差は何か。
それは接触頻度である。
つまり、これまでに何回その単語に出会ってきたか。
小さい頃から「人」という言葉は何度も聞いてきたはずだ。
だから覚えているし、すぐに思い出すことができる。
「私は頭が悪いので」とか「暗記は苦手だから」とか、
そういうことを言う生徒がたくさんいるが、
それは違うと私は思っている。
忘れる前にまた覚えてしまえば、忘れることはないのだ。
だから接触頻度を増やす。
覚えられない英単語があるなら、
自分の手にでも書いておけばいい。
それを1日中、時間が空いたときに見れば、絶対に覚えられる。
万が一それで覚えられないなら、1週間手に書いていれば覚えられる。
別に手じゃなくても、
自分の部屋の壁に張るとか、よく目にする場所に張るとか、
手段はいくらでもある。
だから、覚えることができない人は、
頭が悪いのではなく、暗記が苦手なのでもなく、
接触頻度が少ないのだ。
これは、他の教科にも言える。
難しいと感じる問題も、
何度も繰り返すうちに、問題を読むだけで解けるようになる。
これが、『覚えた』=『できる』という状態。
こうなる前にやめると、ずっと難しいままだ。
さて、長々と書き連ねてきたが、
言いたいことはただ1つ。
暗記に大切なことは接触頻度。
とにかく触れる回数を増やすこと。
才能とか、素質とか、年齢とか、ほとんど関係ない。
私も日々勉強中だが、
覚えるべきことは、みんなもがんばって覚えていきましょう!
あっ、今日届いた『頭の良くなるモーツァルト』は、
不良品でした。(ガックシ)
何の話か分からない人のために、
また、後日紹介します。